「ギガをスタンダードに」UCOMが新プラン、ぐっさん起用キャンペーンも


 株式会社UCOMは、光インターネット接続サービス「UCOM 光」において、利用用途に応じて100Mbpsと1Gbpsのどちらかのプランを選べる個人向けプラン「UCOM 光 マンション全戸一括タイプ 100メガ/1ギガセレクトプラン(仮称)」を3月1日に首都圏ほか一部地域で開始する。

「UCOM 光」のイメージキャラクターに起用された山口智光さんUCOMの鈴木孝博代表取締役社長と山口智光さん

 現在、UCOMは主要事業である「UCOM 光 マンション全戸一括タイプ オールギガプラン」として、マンション全部屋で最大1Gbps回線を利用できるサービスを提供している。今回、マンション入居者のネット利用用途に応じて、100Mbpsと1Gbpsを選べるプランを新たに追加した。

 また、法人向けサービスでは一社占有型で最大1Gbpsのインターネット接続サービス「スタンダードギガビットアクセス(SGA)」、用途に合わせて契約帯域を選べる最低帯域保証型サービス「プレミアムギガビットアクセス(PGA)」を提供している。PGAについては東京周辺で提供中だが、2月15日以降は全国の主要都市に順次エリアを拡大する。

 15日に行われた記者発表会でUCOMの鈴木孝博代表取締役社長は、今後10年間はネットに接続するデバイスが多様化し、さらにリッチコンテンツも増えてくると説明。そうした状況下では同社の固定回線が不可欠になると述べ、「“ギガをスタンダードに”を今後の経営戦略の柱にする」と訴えた。

 UCOMの特徴としては、大容量243Gbpsのバックボーンがあること、回線もISPも自社で運営しているため一貫したアフターサービスを提供できること、光ファイバーを分岐させずにサービス提供先に引き込む占有型光ファイバーを提供していることなどを挙げ、「目に見えないところにこだわっている」とアピールした。

UCOMの特徴

 また、“ギガをスタンダードに”という経営戦略をアピールするために、タレントの山口智充さんをイメージキャラクターに起用したキャンペーンを実施する。“光ぶっ太い”をキーワードに、「UCOM 光」の優位性をウェブ広告やPRイベント、交通広告などを通じて訴えていく。TwitterやFacebookと連動したユーザー参加型コンテンツも公開する。

 山口さんが演じるのは、ネットの問題を解決するスーパーヒーロー「ギガぐっさん」というキャラクター。記者発表会には山口さんが登場し、回線速度が速くなる“ギガぐっサンダーフラッシュ”や、高速アップロードが可能になる“ギガぐっさんアップクライムボンバー”など、キャンペーンで展開する数々の“ギガ技”を披露して会場を盛り上げた。

キャンペーンサイト

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(増田 覚)

2012/2/15 14:07