国会図書館「東日本大震災アーカイブ」構築プロジェクトが本格スタート

　国立国会図書館は9日、東日本大震災関連の記録収集を目的とした「東日本大震災アーカイブ」のプロジェクト進ちょく状況について、ウェブサイトで情報公開を開始した。2012年度より本格的な資料収集を開始し、同年度末のポータルサイト開設を目指す。

　「東日本大震災アーカイブ」は、2011年7月に東日本大震災復興対策本部が策定した基本方針を受けて、国内外の誰もが一元的にアクセスできる震災情報源とすべく、整備が進められることとなった。民間機関によるウェブサイトや動画を収集し、検索機能を付加したポータルサイトを通じて広く一般に公開する予定。

　9日にオープンした構築プロジェクトのページでは、資料収集に関する具体的な取り組みを紹介していく。また、同ページからは、石巻日日新聞による震災発生直後の壁新聞などが閲覧できる。