「JINS PC」度付き透明レンズが登場、フレーム料金+3990円で


 株式会社ジェイアイエヌは、同社が展開するメガネブランド「JINS」の店舗とオンラインショップにおいて、「ブルーライト」と呼ばれる光をカットし、目への負担を軽減するPCユーザー用メガネ「JINS PC」のクリアタイプ(透明レンズ)を6月15日に発売する。

 JINSで度付きメガネを作成・購入する際に、好みのメガネフレームの料金にプラス3990円で、度付きブルーライトカット機能を備えたクリアタイプのレンズと交換できる。注文から約10日後に受け取れる。

 ブルーライト(380~495nmの波長の青色系の光線)は太陽光にも多く含まれる一方、バックライトがLEDのディスプレイからも発生しており、目の疲れを引き起こしたり、体内時計を狂わせるといった影響があると言われているという。

 JINSによれば、ブルーライトをカットするレンズは反射型(コーティングタイプ)と吸収型(染色タイプ)の2タイプがある。反射型はレンズを透明に近づけられるが、黄色味を帯びたレンズであることが多く、レンズ表面が鏡のように反射する課題もあったという。

 一方、JINS PCのクリアレンズは、反射率とのバランスを考慮したコーティングにより、従来の反射型クリアレンズの課題だった「ギラつき」や「チラつき」を改善。レンズの可視光透過率(明るさ)は98%を実現し、ブルーライトを30%カットするという。

 なお、JINS PCの度なしパッケージ商品の可視光透過率は85%、ブルーライトカット率は50%、JINS PCの度付きに対応したライトブラウンのレンズ(吸収型)の可視光透過率は87%、ブルーライトカット率は45%。


関連情報


(増田 覚)

2012/6/13 18:02