人気声優がコミックを「おさわり朗読」、講談社が電子書籍キャンペーン


 株式会社講談社は6日、電子書籍の販売キャンペーン「講談社 夏☆電書2012」において、声優や作家による作品朗読音声を配信する特別企画「おさわり朗読」を開始した。第1弾として、茅野愛衣と梶裕貴による朗読の配信がスタート。聞いた感想をTwitterに投稿すると、ボイスデータがもれなくもらえる。


「好きっていいなよ」を朗読した茅野愛衣梶裕貴は「夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~」を朗読

 夏☆電書2012は、28の電子書籍・コミック配信サイトにて展開するキャンペーン。電子書籍108作品、電子コミック191作品を対象タイトルとし、大々的にプロモーションする。紙版・電子版の同時発売作品も10タイトル用意した。期間は6月29日から8月31日まで。Facebookページによる情報発信も行う。

 「おさわり朗読」は、このキャンペーンの一環として実施する。各作品の“さわり”を、電子書籍の著者みずから、電子コミックについては声優が朗読し、その音声を特設サイトにて配信する。

 7月6日時点で公開されているのは、声優の茅野愛衣による「好きっていいなよ」、梶裕貴による「夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~」の朗読。いずれも作品第1巻の冒頭部分が対象となっている。

 キャンペーン特設サイトでは、朗読の感想をTwitterで投稿できる。この際、Twitterアカウントでのログイン、「おさわり朗読」アプリの連携許可が必要。投稿後は、朗読者のボイスデータがダウンロードできる。同時に、東芝の電子書籍リーダー「DB50」のプレゼント(抽選5名)にも応募可能。

 今後は、日笠陽子による「わたしに××しなさい!」、小野大輔による「GIANT KILLING」の朗読を追加する。また、著者自身による朗読では、岩下慶子(ボッコンリンリ)、吉川永青(戯史三国志 我が糸は誰を操る)、乙武洋匡(五体不満足 完全版)ら6名が登場する予定。


「講談社 夏☆電書2012」の特設サイト

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(森田 秀一)

2012/7/6 16:39