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博報堂DYメディア、ウェアラブル機器開発元のテレパシーと業務提携

 株式会社博報堂DYメディアパートナーズとテレパシー株式会社は22日、ウェアラブルデバイスを活用したコミュニケーションサービスの研究開発で業務提携すると発表した。テレパシーが開発を進める機器「Telepathy One(テレパシー・ワン)」の実用化に向けて、ノウハウ共有や人材面で協力していく。

 モバイル機器やネットワークの進化に伴い、身体に直接装着して使う「ウェアラブルデバイス」が近年注目を集めている。メガネ風の筐体に透過型ディスプレイやカメラを内蔵した「Google Glass」、Bluetooth機能付き腕時計などが代表格として知られる。

 Telepathy Oneは、頭部に装着するタイプのウェアラブルデバイス。カメラ、プロジェクションユニット、ワイヤレス通信モジュールなどを内蔵し、利用者の目の前に小さな画面を表示し、各種ソーシャルコミュニケーションが楽しめるという。2013年3月のイベント「SXSW 2013」にて初披露された。

 業務提携にあたって、テレパシー側からはTelepathy Oneの製造に関する情報提供を行う。一方の博報堂DYは、Telepathy Oneを活用した各種サービスの研究開発支援として、人材やノウハウをテレパシーに対して提供する。

(森田 秀一)