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「Skype for Outlook.com」、米国など6カ国の全ユーザーが利用可能に

 米Microsoftは19日、ウェブメールサービス「Outlook.com」からSkypeの音声通話やビデオ通話、インスタントメッセージを利用できる「Skype for Outlook.com」が、英国、ドイツ、ブラジル、フランス、カナダ、米国の全ユーザーが利用可能になったと発表した。

 Skype for Outlook.comは、Outlook.comのページ上から直接Skypeを利用できるサービス。Microsoftでは4月29日にOutlook.comとSkypeの統合を発表し、一部ユーザーに限定する形でプレビュー版の提供を行ってきたが、今回、6カ国で全ユーザーの利用が可能になった。

 Skypeによると、Skype for Outlook.comは依然としてプレビュー版であり、ユーザーからの意見を求めているとしている。また、8月18日には、日本でもSkype for Outlook.comのプレビュー版提供を開始したことを発表している。

 Skype for Outlook.comの利用には、対応ブラウザー(Internet Explorer、Firefox、Chrome)にプラグインのインストールが必要。Outlook.comのページからSkypeの連絡先の統合が可能で、連絡先のプロフィールからSkype通話が可能となる。

(三柳 英樹)