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MS、「Windows 8.1」「Windows Server 2012 R2」RTM版を開発者向けに公開

 米Microsoftは9日、「Windows 8.1」および「Windows Server 2012 R2」の製品版(RTM版)を、MSDNおよびTechNetサブスクリプションの会員向けに公開した。

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 Microsoftではこれまで、新規OSの一般発売前に開発者向けに提供を行ってきたが、Windows 8.1とWindows Server 2012については開発者への提供も一般発売日と同じ10月18日(米国時間)に行うと発表していた。しかし、Windows 8.1向けのアプリ開発者などから、事前の準備ができないとする声があったことから、Microsoftでは方針を変更し、開発者向けの事前提供を開始した。

 また、統合開発環境「Visual Studio 2013」のリリース候補版(RC版)についても、Visual Studioのサイトで一般公開を開始した。

 Microsoftでは、今回の公開により開発者がWindows 8アプリを事前に構築、テストできるようになると説明。ただし、アプリの公開には、Windows 8.1の一般発売に合わせて開設されるストアへの登録が必要だとしている。

(三柳 英樹)