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「.tokyo」「.nagoya」2014年春運用開始へ、GMOがICANNと運営事業者契約

 GMOドメインレジストリ株式会社は15日、地理的名称による新gTLD「.tokyo」「.nagoya」の管理運営事業者契約を、ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)と締結したと発表した。

 今後、ICANNとGMOドメインレジストリとの間で、早ければ2014年初頭までに権限委譲前テストを実施。その後、権限委譲完了を受け、GMOドメインレジストリが2014年春先に運用開始を予定しているという。

GMOドメインレジストリ株式会社のウェブサイト

 GMOドメインレジストリは、東京都と名古屋市からそれぞれ支持を受け、ICANNに「.tokyo」と「.nagoya」の新設を申請していた。今年7月に審査を通過し、10月24日に「.nagoya」について、11月13日に「.tokyo」について、管理運営事業者契約をICANNと締結した。

 なお、GMOドメインレジストリは、地理的名称による新gTLDとしてこのほかにも「.yokohama」と「.osaka」を申請しており、「.yokohama」については現在、契約締結準備段階だという。一方、「.osaka」については、他社からも申請が行われているため、文字列競合解決段階にあり、申請者間での協議またはオークションなどのプロセスで最終的な運営事業者が決定する予定だとしている。

(永沢 茂)