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PCからのネットサービス利用は減少傾向、LINEは月平均2119万人が利用
(2013/12/25 14:23)
ニールセン株式会社は25日、2013年の日本におけるインターネットサービスの訪問者数ランキングを発表した。
PCからの訪問者数ランキング(2013年1月~10月の平均月間訪問者数)は、1位がYahoo!(4658万4000人)、2位がGoogle(3324万1000人)、3位がFC2(2769万3000人)、4位がYouTube(2720万3000人)、5位が楽天(2540万2000人)、6位がMicrosoft(2419万5000人)、7位がAmazon(2342万4000人)、8位がWikipedia(2286万2000人)、9位がgoo(2224万9000人)、10位がAmeba(2199万人)となっている。
ニールセンでは、2013年はスマートフォンの普及に伴い、インターネットの各種サービスの利用がPCからスマートフォンに移行した、転換の年になったと説明。PCからの訪問者数ランキングトップ10のサービスはいずれも、2012年と比べて訪問者数が減少している。ただし、動画視聴やオンラインショッピングは依然としてPCからの利用も多いという。
一方で、スマートフォンの保有率は2012年10月時点の23%から、2013年10月時点では33%に増加。スマートフォンアプリの利用者数も増加し、アプリ利用者数ランキング(2013年4月~10月の平均月間利用者数)で、1位となったLINEの利用者数は月間平均2118万8000人に達している。
アプリ利用者数ランキングの2位以下は、2位がGoogle Play(1882万1000人)、3位がGoogle Maps(1577万8000人)、4位がFacebook(1539万1000人)、5位がGoogle Search(1521万6000人)、6位がGmail(1452万3000人)、7位がYouTube(1141万8000人)、8位がマクドナルド公式アプリ(1084万1000人)、9位がTwitter(935万9000人)、10位がYahoo! JAPAN(641万7000人)。トップ10の中では、Yahoo! JAPANアプリの利用者数が最も増加しており、2013年4月から10月までの半年間に45%増加した。
また、タブレットの保有率も、2012年10月時点の10%から2013年10月時点では18%に増加しており、2014年はスマートフォンだけでなくタブレットの利用状況にも注目していく必要があるとしている。