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Twitterが上場後初の決算、売上は倍増、アクティブユーザー数は2億4100万人

 米Twitterは5日、上場後初となる2013年度第4四半期(9~12月)の決算を発表した。売上高は2億4300万ドルで、前年同期から116%増加。GAAP(一般会計原則)ベースでは純損失が5億1100万ドルの赤字となった。上場に伴う株式報酬費用などを除いた非GAAPベースでは、純利益が1000万ドルの黒字となる。

 売上の内訳は、広告収入は2億2000万ドル(前年同期比121%増)、データライセンシング収入が2300万ドル(同80%増)。広告収入の75%以上がモバイル広告となっている。米国外での収入は全体の27%にあたる6600万ドル(同200%増)。

 四半期の平均月間アクティブユーザー数は2億4100万人(前年同期比30%増)で、このうちモバイルのアクティブユーザー数は1億8400万人(同37%増)。タイムラインのビュー数は1480億ビュー(同26%増)で、1000ページビューあたりの平均広告収入は1.49ドル(同76%増)となった。

 同時に発表した2013年度通期(1~12月)の決算は、売上高が6億6500万ドル(前年度比110%増)、GAAPベースでは純損失が6億4500万ドル、非GAAPベースでは純損失が3400万ドル。

 今後の見通しについては、2014年度第1四半期の売上高は2億3000万~2億4000万ドル、2014年度通期の売上高は11億5000万~12億ドルと予測している。

Twitter本社

(三柳 英樹)