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タワレコ、レジ待ち行例短縮へ、「Square」のスマホPOSレジ化アプリを導入
(2014/4/3 14:02)
Square株式会社は2日、同社が提供するモバイル決済サービスをタワーレコード株式会社が利用開始したと発表した。タワーレコードが年間3000会場で実施しているというライブ/コンサート会場でのCD/DVD販売で、SquareのPOSレジアプリを導入する。
Squareは、iOS/Android端末に小型カードリーダーを取り付けることで、クレジットカード決済端末として使用できるサービス。個人・法人を問わず加盟店として登録することができ、費用・手数料は決済金額の3.25%だけというのが特徴。
加盟店向けに用意されているPOSレジアプリ「Square レジ」では、Squareによるクレジットカード決済だけでなく、現金決済分もあわせて管理できる。また、あらかじめ商品を登録しておくことで、バーコードスキャナーによる金額などの入力もスムーズに行える。
タワーレコードでは、昨年から試験的にSquare レジを導入。現金の持ち合わせがなくても商品を買えるということで売上が10%程度増加したほか、レジ待ち行列の短縮にも貢献したとして、イベント会場での物販に全面導入することを決めた。まずは渋谷店が担当するイベントから導入し、全国に拡大する。
Square レジに記録されている売上や手数料などのデータを抽出できるAPI「Square Connect」も活用。同API経由でタワーレコードの基幹系POSにデータを吸い上げることができ、売上状況もリアルタイム把握できる。なお、Square Connectの企業導入は日本で初めてだという。