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「hi-ho LTE typeDシリーズ」で音声通話対応SIMが登場

 ハイホーは、NTTドコモの通信網を使ったMVNOサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」で「音声通話対応SIMカード」の提供を4月14日から順次開始すると発表した。標準SIM、microSIM、nanoSIMが用意される。基本料金として、「hi-ho LTE typeDシリーズ」の各コースに月額料金1000円(税別)が追加される。通話料は別途となる。

 音声通話対応SIMカードは、SIMロックフリーのスマートフォンやタブレットに挿して利用することで、通話が可能になる。同社では、これまで「データ通信専用SIM」や「SMS機能対応SIM」を提供しており、IP電話サービスや、SMS認証が必要となる無料通話アプリを使うことによる音声通話は可能だった。今回「音声通話対応SIMカード」の提供を開始することで、より品質の安定した通話が可能になるほか、IP電話サービスでは非対応の110番や119番などの緊急通話にも対応する。転送電話、国際通話、国際ローミング、迷惑電話ストップサービス、遠隔操作といった各機能も利用できる。

 音声通話対応の月額利用料金は1000円(hi-ho LTE typeDシリーズの各コース料金は別途)。通話料金は20円/30秒、SMS送信は、国内への送信が3円/1通、国外への送信が50円(免税)/1通、国外からの送信が100円(免税)/1通となる。いずれの価格も、免税を除いてすべて税別。

 4月14日以降に順次サービス内容を拡充していく予定としており、5月中旬頃に他社からのMNPでの転入に対応する。また、会員専用ページでの通話履歴明細表示機能も追加される予定。

(川崎 絵美)