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キングソフト、セキュリティソフトでフィッシング対策協議会と連携

 キングソフト株式会社は14日、セキュリティソフト「KINGSOFT Internet Security 2014」でのフィッシング対策協議会との連携を発表した。

 フィッシングサイトへアクセスしようとした際に警告を表示する機能において、フィッシング対策協議会からフィッシングサイトのURL情報の提供を受ける。キングソフトの独自データベースの情報と合わせて、国内外のフィッシングサイト月間1000件程度の判定が行えるようになるとしている。

 KINGSOFT Internet Security 2014は、2つのウイルススキャンエンジンを搭載したセキュリティソフト。Windows 8.1/8/7/Vista/XPに対応する。広告付き無料版のほか、広告無しで1000円(税込)の1年版、同じく2000円(税込)の無期限版がある。

【お詫びと訂正 2014/4/16 12:10】
 記事初出時、広告無し1年版の価格表記に誤りがありました。お詫びして訂正します。

「KINGSOFT Internet Security 2014」のフィッシング対策機能

 フィッシング対策協議会は、フィッシング詐欺に対する情報の収集・提供、注意喚起などを行っている団体。76組織が加入しており、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が事務局を務める。

 キングソフトによると、同協議会と連携したフィッシング対策機能は、日本国内の無料ウイルス対策ソフトとしては初の試みだという。

(永沢 茂)