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萌え系の新ドメイン「.moe」、商標権者限定の優先登録受付がスタート

80年代テイストの公式ロゴも発表

 株式会社インターリンクは13日、新gTLD「.moe」の商標権者向け優先登録(サンライズ)の受付を開始した。「.moe」は「萌え」を意味する新gTLDで、今年3月31日にインターネットの名前空間に新設されたもの。

サンライズ期間の開始と同時に発表された「.moe」公式ロゴ

 サンライズ期間は6月14日0時までとなっており、期間中は、登録商標・商号の保有者が優先してドメイン名の登録申請が行える。インターリンクが運営するドメイン名登録サービス「ゴンベエドメイン」でのサンライズ登録料金は1万5120円(サンライズ申請料金1万3176円+年間登録料金1944円)。2年目以降は年間1944円(価格はいずれも税込)。

 なお、サンライズ期間中に同一文字列の登録申請が複数あった場合は、オークションによって登録者を決定する。

 サンライズの後、商標権者でなくとも「.moe」ドメイン名の登録申請が可能な同時先行登録(ランドラッシュ)期間が6月18日から7月19日まで設けられ、さらに7月22日より先願制(早い者順)による一般登録の受付がスタートする予定だ。

 インターリンクでは、「.moe」の公式ロゴもあわせて発表した。ロゴコンテストに応募のあった528作品からグランプリに選ばれた作品で、ポップな丸文字と星印を組み合わせたデザインが特徴。「オタク文化が盛り上がり始めた80年代風の懐かしくてダサ可愛いテイストと、日本的なポップなデザインが世界で愛される『萌え』のイメージであったこと」(インターリンク)が選考理由という。

(永沢 茂)