ニュース

バッファロー、リモートアクセス機能搭載のギガビット有線ルーター

PPTP・VPNに対応。不正利用を防ぐパケットフィルタリング機能も複数搭載

リモートアクセス機能搭載のギガビット対応有線ブロードバンドルーター「BHR-4GRV2」

 株式会社バッファローは5月28日、リモートアクセス機能を搭載したギガビット対応有線ブロードバンドルーター「BHR-4GRV2」を発表した。6月上旬より販売開始する。価格は7200円(税別)。

 「BHR-4GRV2」はWi-Fiには対応しないギガビットイーサネット(1000BASE-T)対応の有線接続専用のルーター。バッファロー実測によるダウンロード速度は839.0Mbpsで、従来製品「BHR-4GRV」と比較して約2倍のスループットを実現したという。

 インターネットを利用して、離れた場所から手軽に自宅や会社のネットワークに接続(PPTP)できる「リモートアクセス(VPN)」機能を搭載。リモートデスクトップによるパソコンの遠隔操作のほか、データのダウンロード・アップロードも行える。

 PPTPサーバー/PPTPクライアント機能を搭載しており、「BHR-4GRV2」2台を使うことで、拠点同士のリモート接続が行える。セキュリティ面では、なりすまし等の防止に有効とされる、通信セッションごとにパケットの整合性をチェックし、セッション終了時には全ポートを閉じるパケットフィルタリング機能、SPI(Stateful Packet Inspection)機能を搭載。不正アクセス防止に役立つセッション毎に必要時のみポートを開閉するダイナミックパケットフィルタリング機能も搭載しした。

 本体サイズは35×158×165mm、本体重量は315g。LANインターフェイスはWAN側×1、LAN側×4ポートを搭載する。縦置き・横置き用スタンド、2mのLANケーブル(ストレート/カテゴリー5e)、ACアダプターが付属。OSはWindows XP SP3/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.5以降に対応する。

(工藤 ひろえ)