ニュース

ネットでのサッカー感染に注意、検索で危険な選手ランキング発表

日本代表では香川50位、本田54位

 マカフィー株式会社は12日、サッカー選手を検索した際にマルウェアに感染する危険度を調査したランキングを発表した。

 ワースト1位はクリスティアーノ・ロナウドで、危険度は3.76%。これは、クリスティアーノ・ロナウド選手の最新コンテンツをインターネットで検索すると、3.76%の確率でスパイウェアやアドウェア、スパム、フィッシング、ウイルスなどの脅威が存在するウェブサイトにたどり着くことを意味する。

 以下は、リオネル・メッシ、イケル・カシージャス、ネイマール、カリム・ジアニらが続く。マカフィーでは、W杯ブラジル大会出場予定選手の中で危険度が高い11人を「レッドカードクラブ」と命名し、リストアップしている。

ランク選手名国名危険度
1位クリスティアーノ・ロナウドポルトガル3.76%
2位リオネル・メッシアルゼンチン3.72%
3位イケル・カシージャススペイン3.34%
4位ネイマールブラジル3.14%
5位カリム・ジアニアルジェリア3.00%
6位カリム・ベンゼマフランス2.97%
7位パウリーニョブラジル2.81%
8位エディンソン・カバーニウルグアイ2.67%
9位フェルナンド・トーレススペイン2.65%
10位エデン・アザールベルギー2.50%
11位ジェラール・ピケスペイン2.45%

 日本人選手では、50位に香川真司(危険度1.64%)、54位に本田圭佑(同1.57%)らがランキングに入っている。

ランク選手名所属危険度
50位香川真司マンチェスター・ユナイテッドFC1.64%
54位本田圭佑ACミラン1.57%
75位柿谷曜一朗セレッソ大阪1.26%
100位長友佑都インテルナツィオナーレ・ミラノ1.08%
107位清武弘嗣1.FCニュルンベルク1.029%
108位岡崎慎司1.FSVマインツ051.025%

 マカフィーによると、スクリーンセーバーのダウンロードや選手の神業的な技術を紹介するビデオが視聴できると謳っているサイトを訪問した場合が最も危険だと説明。また、「無料ダウンロード」は、ウイルスに感染する危険性が最も高い検索ワードだとしている。

 マカフィーでは、閲覧時に何らかのダウンロードを促すコンテンツには注意し、ストリーミングビデオを見たり、コンテンツをダウンロードする時やニュースを見る際は公式コンテンツプロバイダーのサイトを利用すること、個人情報を簡単に提供しないことなど、“感染せずに観戦”するための基本的なセキュリティのアドバイスを示している。

(永沢 茂)