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モリサワ、電子媒体でも読みやすい新書体「凸版文久体」を9月より提供
(2014/6/17 17:19)
凸版印刷株式会社は17日、凸版印刷のオリジナル書体「凸版文久体」全5書体を、株式会社モリサワにライセンス提供すると発表した。モリサワでは2014年9月に「凸版文久明朝 R」の販売を開始。その後、2016年度までに「凸版文久ゴシック R」「凸版文久ゴシック DB」「凸版文久見出し明朝」「凸版文久見出しゴシック」の4書体を順次販売する。
「凸版文久体」は、凸版印刷のオリジナル書体をもとに、電子媒体にも読みやすい文字を目指した新書体。2016年春までに計5書体の開発を予定している。
9月から提供を開始する「凸版文久明朝 R」は、電子端末の透過光で表示した際に、起筆や終筆、横画などの通常細い箇所がバックライトに埋没しないよう、文字の太さを一般的なものより太く設定するなどの特徴を持つ。フォーマットはOpenTypeフォント。文字セットはAdobe-Japan1-6(2万3058文字) JIS2004準拠、IVS対応。
モリサワでは、パッケージ製品「MORISAWA PASSPORT」「MORISAWA PASSPORT ONE」「MORISAWA PASSPORTアカデミック版」「MORISAWA Font Select Pack 1/3/5」のほか、クラウドフォントサービス「TypeSquare」で提供する。