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ヤフーのサービスが「Android Wear」に対応、第1弾は音声乗換検索

 ヤフー株式会社は19日、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」で提供される一部サービスやアプリについて、ウェアラブル端末用プラットフォーム「Android Wear」への対応を開始すると発表した。第1弾はAndroidアプリ「Yahoo!音声アシスト」および「Yahoo!乗換案内」。これにより、音声入力による乗換検索、通勤タイマー機能が腕時計端末などで利用できるようになる。

音声入力での乗換検索に対応
乗換ルートの表示画面
電車の遅延情報も

 Android Wearは、Googleが6月に発表。腕時計型端末用OSとしてメーカー各社が採用しており、製品リリースも相次いでいる。なお、主要機能の利用にあたっては、Android Wear端末とAndroidスマートフォンをBluetoothでペアリングさせる必要がある。

 「Yahoo!音声アシスト」「Yahoo!乗換案内」は従来から提供されており、Androidスマートフォンにインストールして単独利用できるが、このほどバージョンアップされ、Android Wearからも利用できるようになった。

 2種のアプリの組み合わせにより、腕時計端末に向かって「○○駅から△△駅まで」「ここから□□駅まで」などと音声入力すると、乗換ルートを1つ提示してくれる。その他のルートを検索したい場合は、スマートフォン側で操作を行う必要がある。

 また、スマートフォンに登録しておいた乗車予定時間が近づくと知らせてくれる「通勤タイマー」や、電車の遅延・運休情報のプッシュ通知がAndroid Wearの画面でも確認できる。

(森田 秀一)