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バッファロー、集合住宅でも面倒な設定なしで使える無線ネットワークカメラ

 株式会社バッファローは、集合住宅向けインターネット環境でも利用できる無線ネットワークカメラ「WNC01WH」を11月下旬に発売する。価格は、1万5400円(税別)。

無線ネットワークカメラ「WNC01WH」

 カメラ部に130万画素CMOSセンサーを搭載。最大1280×1024ピクセルの動画(H.264/MJPEG 最大30fps)のほか、JPEG/ビットマップの静止画を撮影可能。マイクとスピーカーを内蔵しており、部屋の状況を音声で確認できるほか、スマートフォン越しに会話可能。また、動態検出録画に対応し、動きを検知して写真付きメールを送信できるほか、NASへの自動録画にも対応する。

 従来、多段ルーター環境やUPnP非対応ルーターなど、集合住宅で多く採用されているインターネット環境下でネットワークカメラを利用する場合、別途ネットワークの設定が必要だったという。WNC01WHでは、接続に必要な情報をバッファローのサーバーから取得してP2P接続するほか、接続できない場合は同社のサーバー経由に自動的に切り替えて配信する。ユーザーは、複雑な設定なしに利用できるとしている。

 セットアップは、スマートフォン/タブレット向けアプリ「おうちカム」から、本体付属のQRコードを読み込むことで、アプリにカメラが追加される。その後、本体とWi-FiルーターのWPSボタンを押してWi-Fiに接続すると設定完了となる。「おうちカム」で視聴・録画できるほか、最大12台のカメラを登録可能。

スマートフォン向け専用アプリ「おうちカム」
集合住宅などのインターネット環境でも利用可能

 ネットワーク接続は、IEEE 802.11n/b/g(2.4GHzのみ)のWi-Fiと、100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANに対応する。サイズは、69×103×33mm(横×縦×厚さ)、重さは約97g。本体裏には、市販の三脚が取り付けられるスタンド固定穴がある。

 「おうちカム」の対応OSは、iOS 7.0~8.0、Android 4.0~4.4となる。PCからはブラウザーで試聴でき、Internet Explorer 10~11、Safariで利用可能。なお、Internet Explorer以外のブラウザーでは、ライブビュー機能の一部が使えないとしている。

本体裏面には有線LANポート、電源端子、スタンド固定用の三脚穴を備える
天井への設置も可能

(山川 晶之)