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MS、3月の月例パッチに不具合、Windows Server 2003で発生、修正版を公開

 日本マイクロソフト株式会社は、3月11日に公開したセキュリティ更新プログラムを適用すると、Windows Server 2003で問題が発生する不具合があったとして、17日、同OS向けに修正版パッチの提供を開始した。

 不具合があったのは、Windowsカーネルの脆弱性を修正する「MS15-025」と、NETLOGONの脆弱性を修正する「MS15-027」の2件。

 MS15-025では、Windows Server 2003向けのパッチ「3033395」が繰り返し再提供される問題があったとして、修正版の「3033395-v2」を公開。すでに3033395を適用しているユーザーは脆弱性の修正はなされているが、将来的な検出ロジックの問題の可能性を回避するため、3033395-v2を適用することを推奨している。

 MS15-027でも、Windows Server 2003向けのパッチ「3002657」に接続の問題があったとしており、これを修正した「3002657-v2」を公開した。同様に、3002657をすでに適用したユーザーに対しても3002657-v2の適用を推奨している。

(永沢 茂)