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キングジム、「テプラ」史上初のBluetooth対応機、iOSアプリから直接ラベル印刷可能

 株式会社キングジムは、ラベルライター「テプラ」で初のBluetooth対応機種となる新製品「SR5500P」を7月31日に発売する。希望小売価格は、1万8000円(税別)。

「『テプラ』PRO SR5500P」

 iOS専用アプリ「TEPRA LINK」からBluetooth経由でSR5500Pと接続することで、PCを介さずにiPhone/iPadから直接ラベル印刷できる。また、TEPRA LINKでは、従来バージョンから利用可能な横書きに加え、新たに縦書き印刷に対応した。Android版アプリの提供については今のところ未定。

 外国人観光客のインバウンド向け機能として、TEPRA LINKやPCソフト「SPC10」に翻訳機能を追加。駅や観光施設、飲食店などでの案内表示に多言語ラベルを利用できる。Mac用ソフト「MSA3」では利用できない。

 翻訳機能は「Google 翻訳」を利用する。英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語、イタリア語、インドネシア語、スペイン語、タイ語、ドイツ語、トルコ語、ヒンディー語、フランス語、ベトナム語、ポルトガル語、マレー語、ロシア語に対応する。

 SR5500Pは、ACアダプター駆動やUSB接続に加え、電池駆動(単三アルカリ乾電池×6)に対応。iPhone/iPadと組み合わせることで、電源やPCがない環境でも利用できる。本体サイズは、54×132×146mm(横×奥行×高さ)、重さは約440g(乾電池、テープカートリッジ除く)。

(山川 晶之)