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ウェブ制作ソフト「BiND for WebLiFE 8」9月発売、レスポンシブウェブに対応、SSL対応フォーム無料提供も

 株式会社デジタルステージは、ウェブサイト制作ソフト「BiND for WebLiFE 8」を9月17日に発売すると発表した。

「BiND for WebLiFE 8 スタンダード版」(左)と「BiND for WebLiFE 8 プロフェッショナル版」(右)

 BiNDは、HTMLやCSSなど専門知識なしにデザイン性の高いウェブサイトを構築できるウェブ制作ソフト。今回、レスポンシブウェブに対応し、20種類・62カラーバリエーションを持つ対応テンプレートを用意。ページの編集エリアを指す「ブロック」単位で表示の有無を設定でき、PCとスマートフォンとでの情報量をコントロールできる。

 CSSを一括で設定できる「Dress」機能を搭載。カラーやフォント、余白などのCSS設定が入った20種類のDressテンプレートを用意するほか、ユーザーが任意に設定・保存することもできる。サイト全体の統制が取りやすいほか、テンプレートをカスタマイズする際の効率も良いとしている。

 フォーム機能「Smooth Contact」を新開発し、SSLに対応したフォームを無料で利用可能。問い合わせ状況は専用の管理画面で確認できるほか、メール転送も可能。公開サーバーに関係なく、サイトデザインに合わせたオリジナルのフォームが実装可能。なお、同機能は9月よりベータ版として提供する。

 また、BiND登場以来初となるUIの刷新を行っている。これまでのリッチインターフェイスからシンプルなものに変更した。作成したページを別サイトにも移行できる機能や、検索機能も充実させている。

閲覧サイズに合わせて自動調整するレスポンシブウェブに対応
SSLに対応したフォームサービス「Smooth Contact」
テンプレートからのアレンジにも対応するCSS設定を一括で管理する「Dress」
ブロックのコピー&ペーストが可能

 価格(税別)は、スタンダード版が1万9800円、プロフェッショナル版が2万9800円、クロスプラットフォーム版(Win/Macのハイブリッド)が3万9800円。対応OSは、Windows 10/8.1/8/7(SP1)、OS X 10.8.5/10.9.4/10.10。

 スタンダード版では、180サイト分のテンプレート、「WebLiFEサーバー」ベーシックコースが6カ月間無料になるほか、Smooth Contactのフリーコースが利用可能。プロフェッショナル版/クロスプラットフォーム版では、219サイト分のテンプレート、「WebLiFEサーバー」ベーシックコース24カ月間に加えてプレミアムコース3カ月間が無料。さらにSmooth Contactのプロコース(通常月額980円)の1年間利用権が付属する。フリーコースとプロコースではフォームの利用機能が異なる。

 なお、現在「BiND7」を購入しており、2015年10月末までに製品登録したユーザーを対象に無料アップグレードを実施する。

(山川 晶之)