ニュース

オプティム、スマホの画面をホストとして共有できるウェブ会議システム「OPTiM Cafe」

 株式会社オプティムは7日、ウェブ会議システム「OPTiM Cafe」を、日本・米国・欧州など154カ国で提供開始した。

「OPTiM Cafe」

 OPTiM Cafeは、同社のシンプルコラボレーションサービス「OPTiM Meeting」をバージョンアップしたもの。参加者は、会議主催者から発行された会議番号をOPTiM Cafeのサイト上で入力すると、リアルタイム画面共有・コラボレーションが可能。従来のウェブ会議システムと比較して、利用開始までの煩雑な手順が簡略化され、ソフトのインストールなしで画面共有できる。

「OPTiM Cafe」の利用手順

 マルチデバイスに対応し、WindowsやMac OS Xのほか、iOS/Androidでもリアルタイム画面共有が可能。ユーザーからの要望が強かったモバイル端末からのホスト(画面を他のユーザーに共有する)に対応した。また、画面比率や向きを自動的に判断して切り替える「Smart UI」のほか、会議参加者が双方向で書き込める「アノテーション機能」、共有状態の画面を動画として記録する「録画機能」を搭載する。

スクリーンサイズの違う複数のデバイス上でもスムーズに画面共有できる「Smart UI」

 プランは、月額0円の「Free」版と月額980円の「Standard」版の2種類。Freeでは、同時接続数が5台まで、連続接続時間が15分までという制限がある。Standard版は、同時接続数が10台まで、連続接続時間は制限なし。また、Free版で利用できる機能に加え、アノテーション機能が利用可能。

 なお、サービス名について、スマートフォン/タブレットでも会議が可能となり、会議室に集まっての会議以外にもカジュアルな打ち合わせでも利用できることから、OPTiM Cafeに変更したという。

(山川 晶之)