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リコー、大型液晶パネル搭載、A3機と同等の生産性を実現したA4カラー複合機
(2015/10/5 17:25)
株式会社リコーは、A4カラー複合機「RICOH C306シリーズ」2モデルを13日に発売する。価格(税別)は、プリンター/スキャナーを搭載する「MP C306Z SP」が52万8000円、同モデルにFAX機能を追加した「MP C306Z SPF」が59万8000円。
2013年9月発売の「RICOH MP C305 SP」の後継機種にあたり、操作パネルを4.3インチから10.1インチ(WSVGA)に大型化。コピー/プリント速度は、片面両面同速でフルカラー/モノクロともに毎分30ページ。スリープモードからの復帰時間は8.3秒。給紙は、標準で250枚+手差し100枚の計350枚。オプションで500枚の給紙テーブルが用意されている。
カードの表面/裏面を読み取り、用紙の上下に集約してコピーする「IDカードコピー機能」を搭載。また、オプションで非接触ICカードを用いた「リコー 個人認証システム AE2」などに対応するほか、リモート管理サービス「Remote」による遠隔診断保守やトナー自動配送サービスなどが利用可能。同社A3対応機と同等の機能・生産性を実現している。
インターフェイスは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANポートのほか、USB 2.0ポートを搭載。オプションで、IEEE 802.11n/a/g/b対応の無線LAN、Bluetooth、IEEE 1284準拠双方向パラレルでの接続にも対応する。メディアプリント用端子として、USB 2.0ポートとSDカードスロットを搭載する。
本体サイズは、MP C306Z SPが510×588×505mm(幅×奥行×高さ)、重さは45kg以下。MP C306Z SPFが566×588×590mm(幅×奥行き×高さ)、重さは47kg以下。