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ブラザー、電話機付きのA4インクジェット複合機4モデル、スマホでのFAX送受信にも対応
(2015/12/10 06:00)
ブラザー販売株式会社は、インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの複合機の新モデルとして、「MFC-J990DN/DWN」「MFC-J900DN/DWN」「MFC-J830DN/DWN」「MFC-J730DN/DWN」の計4モデル8機種を、2016年1月下旬に発売する。価格はオープンプライス。
印刷、コピー、FAXの機能に加え、電話機能を搭載。発信頻度の高い相手にワンタッチで発信できる「かんたんダイヤル」や、迷惑電話をアナウンス後に自動切断する「おことわり機能」を搭載する。すべてのモデルでコードレスホンが付属しており、Wi-Fiと干渉しないDECT方式(1.9GHz)を採用している。
MFC-J990DN/DWNとMFC-J730DN/DWNには、本体に装着可能な受話器が付属しており、本体から直接電話をかけることができる。受話器が付属しないMFC-J900DN/DWNとMFC-J830DN/DWNには、室内の電話線をワイヤレス化する通信ボックスが同梱されており、本体の設置場所の自由度を高めている。
すべてのモデルでWi-Fiに対応。PCやスマートフォンからワイヤレスでプリントできるほか、スマートフォンアプリ「Brother iPrint&Scan」から、FAXの送信や受信データの確認が可能。スマートフォンやタブレットで年賀状を作成できる「Brother 年賀状プリント」も利用できる。MFC-J990DN/DWNでは、有線LAN端子も備える。
インクには、染料ベースのマゼンタ/シアン/イエローに加え、顔料ベースのブラックを組み合わせた「できる4色インク」を採用。ブラザーでは、1本のインクで印刷できるおおよその印刷枚数を公開しており、A4カラーでは約499枚印刷可能だという。プリント解像度は最大6000×1200dpi。プリント速度はカラーで毎分10枚、モノクロで毎分12枚だが、MFC-J730DN/DWNのみカラーが毎分6枚。
本体サイズは、MFC-J990DN/DWNとMFC-J900DN/DWNが400×402×172mm(横×奥行き×高さ)。両モデルには、製品背面にある多目的トレイが搭載されており、A4用紙80枚、はがき50枚までの給紙が可能。前面給紙にも対応する。また、自動原稿送り装置(ADF)が搭載されており、最大20枚までの連続読み取りが可能。MFC-J830DN/DWNとMFC-J730DN/DWNは、400×341×151mm(横×奥行き×高さ)で、上位2モデルと比較してさらにコンパクトになっている。なお、ADFは搭載されておらず、製品背面には多目的トレイの代わりに手差しトレイが搭載されている。