今夜「ふたご座流星群」がピーク、前後10年の間で最高の観測条件（天気が良ければ）

　株式会社ウェザーニューズは、12月14日夜～15日早朝にピークを迎える「ふたご座流星群」の模様をライブ中継する。

　ウェザーニューズによると、ふたご座流星群は「3大流星群の1つで毎年安定して多く出現し、ピーク時には1時間で40個以上の流星が見られるのが特徴」。放射点はふたご座の左に位置し、一晩中空に姿を現す。月は夜になると沈むため、出現ピークとなる14日夜～15日早朝は月明かりの心配なく、天気が良ければ前後10年ほどの間で最高の観測条件になるという。

「ふたご座流星群 2015」特設ページ（「流星見えるかなマップ」は、12月14日15時30分時点の画像）

　ウェザーニューズでは、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」にて特別番組を組み、14日22時から事前番組を放送。23時から早朝にかけて流星群の観測に適する全国7カ所から映像と観測スタッフのコメントを届ける。番組はスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLIVE24 Ch.」ほか、PC（特設ページ、YouTube、ニコニコ生放送）やテレビ（BS 910ch）でも視聴可能。番組では視聴者もチャット機能を使って会話ができる。

　なお、14日22時～15日1時の間に流星が観測された際に、スマートフォンにプッシュ通知する「流星キャッチャー」は「星空 Ch.」にて事前登録受付中。ウェザーニューズのスタッフが星が流れた瞬間の映像を編集し、3分以内にプッシュ通知する。

　そのほか、流れ星を数える「流星カウンター」が14日19時から15日5時に「星空 Ch.」内で提供される。全国で観測された流星の数が集計されるとともに、「流星見えたよマップ」に位置が表示される。

SOLiVE24 Ch.

流星キャッチャー

【追記 15:55】
　ウェザーニューズが14日、同日夜～15日早朝にかけての天候について発表した。

　「ふたご座流星群がピークとなる14日（月）夜～15日（火）早朝は、弱い低気圧や湿った空気の影響で全国の広い範囲で雲が広がりやすくなりますが、今年は月明かりの影響がないため、雲に切れ間がある北日本や北陸、近畿などでは天体観測を楽しめそうです。北海道は高気圧が次第に離れるため遅い時間ほど上空の薄雲が広がりますが、夜の早い時間ほど雲が少なく、広範囲で星空を楽しめそうです。ただ、低気圧に近い九州や中四国の西側エリア、関東、東海などでは厚い雲が広がり、観測には厳しい条件となりそうです。低気圧や前線、高気圧の位置次第で雲の広がり方が変化するので、最新の情報をご確認ください。この時期にしては気温が高めの予想ですが、夜は冷え込むのでしっかり防寒をしてお楽しみください。」

　これに伴い、本記事中の「ふたご座流星群 2015」特設ページの画像を14日15時30分時点の新しいものに差し替えた。