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国内の主要ネットサービス利用者数、PCからのアクセス減少に落ち着き、スマホはメルカリが対前年211%増
(2015/12/15 17:53)
ニールセン株式会社は15日、PCとスマートフォンそれぞれのインターネットサービス利用者数ランキングを発表した。
PCでのインターネットサービス利用者数は全体的に減少が続いているものの、昨年と比較すると2015年の下げ幅は縮小。トップは「Yahoo!」の3892万人で、「Google」の2491万人、「FC2」の1986万人が続く。Yahoo!の増減率はマイナス5%で、Googleのマイナス11%と比較して減少率が抑えられており、Googleの1.5倍以上のユーザー数を維持している。
4位は「楽天」の1981万人(マイナス8%)、5位は「Amazon」の1941万人(マイナス4%)。減少率が1桁台と少ないため、相対的に順位が上昇した。「Facebook」もマイナス1%(1602万人)にとどまったことで、昨年の12位から8位に上昇した。純粋にユーザー数が増加したのは「Naverまとめ」を提供する「Naver Japan」で、利用者数が1565万人(増加率6%)と10位にランクインした。
スマートフォンでのインターネットサービス利用者数は、トップ10のうち9つのサービスで増加率が2桁台と、2015年も増加傾向が続いた。トップはGoogleの4735万人、2位はYahoo!の4446万人で、どちらも増加率は19%。次いで、「LINE」の3808万人(増加率25%)、Facebookの3536万人(同19%)、楽天の3496万人(同23%)がランクインした。また、YouTubeやNaver Japanは増加率が高く、それぞれ順位を上げた。
スマートフォンアプリの利用者数は、LINEが3年連続でトップをキープ。利用者数も3644万人(増加率23%)と、2位の「Google Play」の2407万人(同9%)と比較して1200万人以上の差をつけた。増加率で見ると、「メルカリ」が211%(491万人)と最も高く、「Instagram」が117%(611万人)、「Facebookメッセンジャー」が107%(1001万人)と続いた。