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NEC、子供のネット接続時間を曜日・時間で細かく設定できる11ac対応Wi-Fiルーター

 NECプラットフォームズ株式会社は、IEEE 802.11ac対応のWi-Fiルーター「Aterm WF1200HP2」を2月4日に発売する。想定売価は6480円(税別)。

「Aterm WF1200HP2」

 WF1200HP2は、2014年1月に発売された「Aterm WF1200HP」の後継モデル。両者でハードウェア的に大きく違いはないが、スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、接続する端末ごとに接続スケジュールを設定できる「こども安心ネットタイマー」を新たに搭載した。ルーターモードやブリッジモード、Wi-Fi中継機能でも使用可能。日本PTA全国協議会の推奨を受けている。

「こども安心ネットタイマー」管理画面

 2×2 MIMOに対応し、5GHz帯で最大867Mbps、2.4GHz帯で最大300Mbpsの通信が可能。アンテナには、NECの持つ超小型アンテナ「μSRアンテナ」を採用し、2×2 MIMO対応ルーターで国内最小サイズを実現したほか、アンテナへのノイズの侵入を防ぐ「μEBG」技術により、アンテナの受信感度を向上させている。

 本体設定は、商品に同梱されているNFCタグにスマートフォンをかざすだけで実行できるAndroidアプリ「らくらく『かざして』スタート」が利用可能。また、iOS/Androidアプリ「らくらくQRスタート」も利用でき、商品本体に貼られているQRコードを読み取ることで、スムーズに設定できる。

 WF1200HP2には、2つの中継機能を搭載。5GHz帯に対応している子機と、5GHz帯同士で通信する「Wi-Fi TVモード中継機能」のほか、親機と5GHz帯で接続し、2.4GHz帯で子機と中継する「Wi-Fi高速中継機能」が選べる。なお、これら2つの中継モードは排他利用となる。

 そのほか、2.4/5GHz帯で電波状態の良いチャネルを自動選択する「オートチャネルセレクト」機能や、ソフトウェアで重要な更新があった場合は、自動でバージョンアップを行う「メンテナンスバージョンアップ」機能を搭載する。

 インターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX対応のWANポート×1、有線LANポート×3。本体サイズは33×97×146mm(横×奥行×高さ)、重さは約200g。

(山川 晶之)