NTTBPとWi2、都営地下鉄4線の車内で無料Wi-Fiサービス、2月5日に都営浅草線でスタート

　東京都交通局は、都営地下鉄4路線・147編成の車両内で、訪日外国人向け無料Wi-Fiサービスを2月5日に提供すると発表した。エヌ・ティ・ティブロードバンドプラットフォーム株式会社（NTTBP）および株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス（Wi2）がサービスを提供する。

　無料Wi-Fiサービスは都営浅草線の1編成で開始。導入スケジュールは、都営浅草線（27編成）に始まり、都営大江戸線（55編成）、都営三田線（37編成）、都営新宿線（28編成）の順で、2020年3月までに導入完了を予定している。

NTTBPが提供するWi-Fiスポットを示すマーク

Wi2が提供するWi-Fiスポットを示すマーク

　NTTBPとWi2で接続方法や仕様が異なる。NTTBPでは、「FREE Wi-Fi&TOKYO」とのアプリレス連携のほか、iOS/Androdiアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」で利用可能。対応言語は、英語、中国語（簡体字・繁体字）、韓国語のほか、日本語も含まれており、日本人でも利用可能。

　SSIDは「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」。SSIDに接続するとサービス登録画面に移行する。1回最大180分まで接続でき、1日何回でも接続可能。また、NTTドコモの「docomo Wi-Fi」としても機能する。

　Wi2では、訪日外国人向けiOS/Androidアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」で利用可能。対応言語は、英語、中国語（簡体字・繁体字）、韓国語、タイ語のみだが、Wi2が提供するWi-Fiスポットサービス「Wi2 300」のほか、「au Wi-Fi SPOT」「UQ Wi-Fiプレミアム」契約者であれば、日本人でも利用できる。また、接続時間には制限は設けていない。