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Instagram、広告主が20万を突破、75%は米国外の企業

 米Instagramは、同社の運営する画像SNSサービス「Instagram」の広告主が20万を突破したと発表した。

 2013年から広告事業を開始しており、2015年5月には日本でも開始。9月からは全世界で展開している。Instagramによると、商品やサービスについて60%のユーザーがInstagramで情報を得ており、75%は投稿に触発されてウェブサイトを訪れたり、検索や買い物、友人に伝えるなどの行動を起こしているという。

 広告主の75%は米国外の企業で構成されており、キャンペーンの効果が見られるという。例えば、ドイツのスーパーマーケット「REWE」では若い母親向けに自社製品を使用した簡単な食事の作り方について広告を載せたところ、広告想起率はニールセンの水準よりも6.1倍高い結果を出せたという。また、腕時計のECを展開する「Shore Projects」は、主要地域の人々をターゲットにキャンペーンを展開した結果、現在は100以上の国に出荷する事業展開を行うようになったという。

 Instagramは今後も広告フォーマットや提供を拡大するための活動を続けるとしている。

(磯谷 智仁)