ニュース

Androidアプリ「Microsoft Translator」に画像認識での自動翻訳機能が追加

 Microsoftは19日、Android向けの翻訳アプリ「Microsoft Translator」をアップデートし、画像認識での自動翻訳機能が追加した。

 Microsoft Translatorは、音声やテキストの自動翻訳が可能なスマートフォン向けの翻訳アプリ。Android向けに加えiOS向けにも提供されており、Apple Watchなどスマートウォッチと組み合わせた利用も可能。

 公開された新バージョン2.16.82で追加された画像認識による自動翻訳機能は、起動画面でカメラのアイコンをタップして利用する。撮影した画像に含まれる言語は、自動検出のほか英語や中国語など21カ国語を指定可能。そこからクリンゴン語などを含む48カ国語への翻訳が可能。

起動画面でカメラや音声、会話、文字入力などの翻訳したい内容を選ぶ
カメラで翻訳したい文字を撮影する
しばらく待つと、文字が自動認識された上で翻訳された文字が表示される

 なお、iOS向けのMicrosoft Translatorアプリでも、画像認識翻訳機能が4月中に追加される予定。Windows 10/8.1/8とWindows Phoneで利用できる「翻訳」アプリでは、すでにカメラを利用した画像認識の翻訳機能が提供されていた。

 このアップデートにより、Android 6.0以上の端末では、テキストを選択した状態で表示されるメニューに[TRANSRATOR]が追加され、アプリを切り替えることなく翻訳ができる機能も搭載されている。

(岩崎 宰守)