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萌えドメイン「.moe」、先願制での一般登録受付開始、年間1944円

 株式会社インターリンクは22日、新gTLD「.moe」の一般登録受付を開始した。同社が運営するドメイン名登録サービス「ゴンベエドメイン」での登録料金は年額1944円(税込)。なお、人気の高い文字列はプレミアムドメインとして別途料金が設定されている。

「ゴンベエドメイン」の「.moe」ページ

 「.moe」は日本語の「萌え」を意味するドメイン。インターリンクがICANNに対して申請し、今年3月末に新設された。これまで、商標権の所有者が登録できる優先登録などが行われたほか、萌えにふさわしいサイトに1年間無償で「.moe」ドメインを先行提供するファウンダーズプログラムを活用したサイトも登場している。それが今回、空いている文字列を先願制(早い者順)で誰でも取得できる一般登録の受付がスタートしたかたちだ。ゴンベエドメインのほか、インターリンクと提携するレジストラ各社でも「.moe」を取り扱う。

 インターリンクでは「アニメ、漫画、ゲーム、コスプレに代表される萌え文化は、国内のみならず日本文化のひとつとして世界で注目を集めています。世界各国の萌え文化を愛する皆様にとって、『MOE』は『KAWAII』や『LOVE』の上をいく最上級の愛情表現です。希望文字列が取りやすいだけでなく、オタクな、コアな、ユニークな覚えやすいドメインとして、『.moe』を活用してください」とコメントしている。

「.moe」の潜在ニーズは「.com」の2倍以上!? ただし、世界がすべてオタクだったら

 インターリンクは、7月2日〜6日にフランス・パリで行われた「Japan Expo」にブースを出展。来場者を対象に日本文化に関するさまざまなアンケート調査を実施し、「.moe」に関することも聞いている。これによると、「.moe」と「.paris」ではどちらのドメインが好きかとの設問で、「.moe」が82票、「.paris」が18票。地元パリの地名を用いた新gTLDよりも人気があったという。

 また、既存gTLDの代表格である「.com」との比較でも、「.moe」が70票、「.com」が30票で勝利。インターリンクではこの結果に基づき、「『.moe』は『.com』の登録件数1億1340万1886件(2014年1月現在)の倍以上にあたる、約2億6460万4400件が登録される試算となります。つまり、世界中がオタクになれば『.moe』が『.com』を上回ることが分かりました」とコメントしている。

「Japan Expo」におけるインターリンクのブースの様子

(永沢 茂)