プレスリリース
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IPA、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」刷新
2016年11月16日 17:55
~経営者への対策の必要性訴求と、導入のための実践手順・管理台帳、ひな型を提供
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田達夫)セキュリティセンターは、中小企業の経営者・情報資産管理者やIT担当者が、情報セキュリティ対策の必要性を理解し、情報を安全に管理するための具体的な手順等を示した「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン(第2版)」を公開しました。
https://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/sme/guideline/index.html
近年、企業の情報資産は狙われており、標的型攻撃や内部不正等による情報漏えい、ひいては金銭窃取、業務妨害などのリスクにさらされています。中小企業も顧客や取引先に関する情報を保有しており、他人事ではありません。個人情報保護法改正に伴い、企業に求められる法的責任も増しており、情報セキュリティはいまや中小企業にとっても重要な経営課題です。
IPAは2016年3月に中小企業の情報セキュリティの調査を公開しています。対策を向上させるのに必要なこととして最多だったのは、「経営者への情報セキュリティ意識向上」(57%)でした。その一方で、「情報セキュリティ担当者を任命していない」と回答した経営者が56%にのぼりました。また「情報セキュリティに関する相談先がない」(47%)という実務担当者の悩みも伺えました。
このような背景を受けて、IPAは「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」を7年ぶりに改訂、刷新しました。今回の主な改訂は、情報セキュリティ対策において最も重要な意思決定者である経営者が情報セキュリティの重要性を自ら認識するための「経営者編」を新設したこと、また旧版のガイドラインを専門的知識がない実務担当者にも実践できるよう具体的に手順を記した「管理実践編」に改編したこと、さらに対策の実践に必要な各種ひな型を「付録」に追加したことです。
実践すべき内容には、スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末や、クラウドサービス、マイナンバーといったIT環境の変化や法整備にも対応しました。
中小企業において、情報セキュリティの向上には経営者の関与と役割が非常に重要です。そのため、今後IPAとしては本ガイドラインの冊子化を行い、広範な普及に取り組む予定です。冊子化にあたってひな型などの付録はCD-ROMに格納・添付し、使いやすさの向上を図ります。
また、この普及活動にあたっては、中小企業との関わりの強い商工団体や士業の団体、IT関連団体などとの協力・連携により、全国各地のセミナーの開催などを通じて推進していく予定です。
◆ プレスリリース全文は下記サイトをご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/about/press/20161115.html