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スノーデン氏騒動で閉鎖の暗号化メール「Lavabit」、米大統領の交代に合わせ復活宣言

 2013年に閉鎖された暗号化メールサービス「Lavabit」が、このたびサービスの再開を宣言した。メールをエンドツーエンドで暗号化するため、外部からの盗聴が困難なこのサービス、かのエドワード・スノーデン氏が支援者とのやりとりに使用していたことから、NSA(アメリカ国家安全保障局)から情報の公開を命じられたものの、これを拒否。2013年8月をもってサービスを中断していた。サイトに掲載されたメッセージによると、Kickstarterで支援を得て新たに開発したオープンソースの暗号化メールプラットフォーム「DIME」、およびそれに対応するメールサーバー「Magma」をリリースし、従来のLavabitのサービスを復活させるとともに、かつてのアカウントもそのまま利用できるようになるのだとか。再開告知のタイミングからして、米大統領の交代が影響しているとみられるが、国家によるメールの盗聴や監視は世界的な懸案事項であるだけに、Lavabitの復活劇は反響を呼びそうだ。ちなみに、現時点ではまだすぐに利用できるわけではないが、支援ユーザー向けの早期割引価格として、ストレージ5GBで30ドルのところ、15ドルに割り引くプランが発表されている。