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慶大医学部が独自開発したiPhone利用の脳梗塞・不整脈発見アプリが提供中止、その理由は

 慶應義塾大学医学部が開発したiPhoneアプリ「Heart & Brain」の提供が、2月末を持って中止されたことが明らかになった。これは一般ユーザーからヘルスケアデータの提供を受け、脳梗塞・不整脈を早期発見することを目的としたアプリで、Appleの医療用フレームワーク「ResearchKit」を採用した事例として2015年暮れの発表時には話題になった。iPhoneおよびApple Watchを使った臨床研究という珍しさもあり、ネット上でも参加を表明していたユーザーが少なくなかったわけだが、同大学のお知らせを見ると、まず院内の患者が利用したのち一般公開する段取りだったのが、いきなり一般公開されてしまったことが問題視された模様。お知らせによると「ご利用いただいたユーザーの皆様に健康上の問題を及ぼすことは一切ありません」「ユーザーの皆様への不利益が生じないよう対処いたしました」とのことで、参加者に何らかの影響が及ぶことはなさそうだが、アプリそのものではなくプロセスの問題という、なんとも残念な結果。「調査が終了し次第、改めてご報告をさせていただく予定です」とあるが、果たして今後、再開される可能性はあるのだろうか。