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数十万ドルは確実? 世界で数台しか現存しない完動品の「Apple I」がオークションに登場

 1976年に発売されたApple最初のマシン「Apple I」の完動品がオークションに登場することになり、話題となっている。Apple創業者の一人であるスティーブ・ウォズニアック氏が設計し、約170台が販売されたと言われるこの「Apple I」だが、その後発売された「Apple II」への下取りに出された数も多く、現存しているのは世界中で50台あまり、きちんと動作する品に至っては1ケタしかないと言われるだけに、超レアな一品。Mac Rumorsが報じるところによると、今回の品は本体のほか取扱説明書、購入時のマザーボードとカセットインターフェイスの領収書、さらにスティーブ・ウォズニアック氏およびスティーブ・ジョブズ氏との電話での通話記録まで付属するとのこと。2014年にはやはりオークションに出品された「Apple I」が約90万ドルで販売された例もあり、今回も数十万ドルの値段がつくのは確実と見られている。注目のオークションはドイツで、5月20日に行われる。