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水嶋ヒロ氏の小説「KAGEROU」発売。早くもあちこちで話題に ほか

【2010/12/16】

水嶋ヒロ氏の小説「KAGEROU」発売。早くもあちこちで話題に

 俳優の水嶋ヒロ氏が本名の「齊藤智裕」名義で執筆した小説「KAGEROU」が昨日15日に発売された。第5回ポプラ社小説大賞を受賞したこの作品、なんでも発行部数が現時点で43万部に達しているとのことで、村上春樹氏の「1Q84」を超えたとしてテレビや新聞などで大きく話題になっている。もっともウェブ上の反応はちょっと違っていて、Amazonのカスタマーレビューでは星1つがダントツに多いほか、書評家の大森望氏は「WEB本の雑誌」のレビューで「本文の最後、232ページの誤植にいちいちシールを貼って訂正してあるのもご愛敬」「38字×14行というゆったりした文字組のおかげもあってか、あっという間に最後まで読めるのも長所のひとつ」と、あまり本文に触れない評価に終始しているのも気になるところではある。いずれにせよまだ発売になったところで、これから年末までしばらく話題が続きそうだ。

◇水嶋ヒロの『KAGEROU』最速レビュー 内容はラノベ、主人公が寒いおやじギャグを連発…(ニュース2ちゃんねる)
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1142.html
◇『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望(WEB本の雑誌)
http://www.webdoku.jp/newshz/ohmori/2010/12/14/234300.html
◇KAGEROU(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/dp/459112245X

(tks24)

あの虚構新聞社の書籍版「号外!!虚構新聞」、Amazonでベスト50入り

 エイプリルフールとは無関係に年間通して嘘ニュースを配信する、いわゆる「嘘ニュースサイト」の大御所といえば「虚構新聞社」そして「bogusnews」であることは、ネットユーザーの多くが認めるところだろう。なかでも虚構新聞社は、今年に入ってから空前のTwitterブームに乗っかる形で急激にPVを伸ばし、そしてこのたび書籍の発売にまでこぎつけた。かつて嘘ニュースのネタが受け入れられずに閉鎖騒動が起こったことを考えると隔世の感がある。ネットユーザーのリテラシーが高くなったためなのか、それとも嘘のような本当のニュースが多くなったせいで免疫ができたためなのか真相は不明だが、Amazonのベストセラー商品ランキングでは8日間100位以内、現時点で42位となかなかの健闘ぶりだ。ちなみに本書と同日発売になった水嶋ヒロ氏の「KAGEROU」を、発売開始を報じる嘘ニュースで早速ネタにするなど、ネタのタイムリーさは相変わらずだ。

◇『号外!!虚構新聞』発売開始 早朝から長蛇の列(虚構新聞社)
http://kyoko-np.net/2010121501.html
◇号外!!虚構新聞(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/dp/477308538X
◇Kyoko Shimbun News(虚構新聞社)
http://kyoko-np.net/

(tks24)