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独自の言葉で「部族」が生まれる……Twitterに関する英国の調査が面白い

 Twitterをしていると、特定のクラスタにしか理解できない言葉に出くわす機会は多い。なにかの専門用語であれば調べれば分かるが、2ちゃん語のようにジャンルを超えて使われる言い回しなどは、説明そのものが存在しないこともしばしばだ。ブログ「the Public Returns」が、英国で行われたTwitter上の言葉遣いに関する調査結果を掲載していた。それによると、Twitter上で使われる言葉はコミュニティの構造をそのまま反映しており、独自の言葉遣いが独自の「部族」を形成しているのだとか。今回の調査結果は「アフリカ系アメリカ人のコミュニティ」など、地域的民族的なグループでの言葉の使われ方が強調されているが、日本における2ちゃんねらーやなんJ民のように、特定のクラスタ内でしか使われない言い回しにフォーカスして調査したり、ハッシュタグも考慮したりすると、面白い結果が得られるかもしれない。

◇独自の言葉で部族を形成するTwitterユーザー(the Public Returns - 続・広報の視点)
http://thepublicreturns.blogspot.jp/2013/03/twitter.html
◇SNSで人間関係のメンテナンスに大忙し!クラスタで自己表現する若者たち(AdverTimes)
http://www.advertimes.com/20120816/article80740/

(tks24)