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他にもあるかも? ハリポタ作者、別人名義での出版が発覚して大騒ぎに

 ある新人作家の手によるものとして発表された犯罪小説が、実は「ハリー・ポッター」の著者であるJ・K・ローリング氏の手によるものだと判明し、あまりの売れ行きに米Amazonなどで品切れが発生するなど大騒ぎになっている。文体の解析によってローリング氏であることがすっぱ抜かれたことで売れ行きが急上昇、時を同じくしてローリング氏が取材に対して事実を認めて今に至っているのだとか。これがもし正体判明まで作品が評価されていなければ文壇に対するきつい風刺となったところだが、実際には著者の正体が判明するまでも作品そのものは書評などで高い評価が付けられていたというのが、名前に縛られない著者の才能を表しており面白い。電子書籍の普及で個人出版が増えつつある現在、著名な作家が別人名義でこっそり作品を出版する試みは、実はほかにも起こっているのかもしれない、そんな可能性を思わせてくれる事件だ。

◇作者が「ハリポタ」著者と分かった瞬間に 売れない小説がアマゾン1位に急浮上(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2013/07/17179581.html

(tks24)