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日本人が3Dプリンターで作ったヤドカリの貝殻、芸術的な姿が世界で話題に

 日本人が3Dプリンターで作ったヤドカリの貝殻が世界で話題だ。これは透明な素材で作られた貝殻の上に世界各国のさまざまな建物が載っており、実際にヤドカリがそこに住んでいるというユニークな作品。制作は数年前、まだ3Dプリンターが広く普及するよりも前だが、ネットで動画が公開されたのがきっかけで各所の記事で取り上げられ、海外で評判になっているようだ。見た目の美しさに目が行きがちだが、世界の国々や国境のあり方について問いかけるという高尚なコンセプトを備えており、評判になっているのも頷ける。ちなみに作者であるアキ イノマタさんのサイトでは、ほかにも動物をモチーフとした作品が公開されており、本作に至るまでの過程を感じることができる。

◇Why Not Hand Over a “Shelter” to Hermit Crabs? digest ver.(Vimeo)
http://vimeo.com/71005763
◇Why Not Hand Over a “Shelter” to Hermit Crabs?(AKI INOMATA Official Site)
http://www.aki-inomata.com/works/hermit/
◇3Dプリンターでヤドカリが芸術作品に(WIRED.jp)
http://wired.jp/2013/08/08/3-d-printed-hermit-crab-shells-based-on-city-skylines/

(tks24)