デジタル音楽ソフト「MUSICMATCH Jukebox」などで知られる米MUSICMATCHが大手レコードレーベルと提携し、今年秋にアラカルテ方式の音楽ダウンロードサービスを計画していることが明らかになった。このサービスは米国の利用者しか利用できない。
今回MUSICMATCHが楽曲を開設することで合意したのはBMG、 EMI Music、 Universal Music Group、 Hollywood Records、 Lyric Street Records、 Roadrunner Records、 Rounder Records、 Sanctuary Records、TVT Recordsの9社。合意内容は、MUSICMATCHがアルバムや楽曲を販売することができ、購入者が個人的な利用目的でCDに焼き付けたり、ポータブルデバイスに転送したり、複数のPCで再生するなどの権利が与えられる。予定されているサービスはWindows環境のみで動作し、会費制ではなく楽曲毎の販売方式となる。
この音楽ダウンロードサービスは、同社がすでに発売しているソフトウェアの「MUSICMATCH Jukebox」や会費制音楽サービスの「MUSICMATCH MX」と、無料の「MUSICMATCH radio」などと統合される予定だ。
こうしたいわゆるアラカルテ方式の音楽ダウンロードサービスは、米Appleが先鞭をつけ、最近ではBuy.comと関係があるBuyMusic.comもWindows利用者向けのサービスを開始した。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://musicmatch.com/info/company/press/releases/?year=2003&release=12
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/08/01 12:02
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