国立国語研究所「外来語」委員会は5日、「第2回『外来語』言い替え提案」の中間発表を公表した。「分かりにくい外来語を分かりやすくするための言葉遣いの工夫」を提案するもので、4月に行なった第1回に引き続き、今回の提案では外来語52語が検討対象となっている。
インターネット関連では、「オンライン」を「回線接続」、「データベース」を「情報集積体」、「バックアップ」を「控え」、「ユビキタス」を「時空自在」、「ログイン」を「接続開始」とする言い替えなどを提案。例えば、「無線LANとの結合などで、どこにいても高速・大容量のサービスを受けられる時空自在の環境が完成する」といった用例が示されている。同委員会では、この案についてのパブリックコメントをWebサイトなどを通じ9月7日まで募集する。
関連情報
■URL
第2回「外来語」言い換え提案(中間発表)
http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/Teian2_tyuukan/index.html
( 永沢 茂 )
2003/08/06 13:58
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