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NTT東日本 経営企画部の大平弘担当部長(左)と伊藤保彦担当部長(右)
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NTT東日本およびNTT西日本は、固定電話から050から始まるIP電話への発信を行なうための活用業務の認可申請を行なった。
今回の申請では、NTT東西の固定電話網とIP電話事業者のIP電話事業者網を相互接続することで、固定電話から050番号への発信を可能とするもの。
NTT東西では、認可を得たのちに相互接続の申し込みがあったIP電話事業者と接続を行なうとしている。早ければ、10月頃から接続が開始される予定だ。
NTT東西は報道発表に合わせて、記者向けの説明会を実施した。
固定電話からIP電話の「050」番号へ発信する場合の料金体系については現在未定であり、10月の提供開始予定時期に向けて検討を進めていくという。ただし他事業者のIP電話サービスへ接続する際のアクセスチャージはどの距離でも均一のため、固定電話から発信する際も全国一律の料金体系になるだろうという考えを示した。
また、ほとんどのIP電話事業者が3分8円程度で料金を設定している点については「これらのサービスではIP電話の利用に数百円の月額料金を徴収している場合が多い」とコメント。固定電話からIP電話へ発信する際に別途定額の料金を徴収することはできないため、同程度の価格での提供は難しいとした。
なおNTT東西では、市外局番から始まる「0AB~J」形式を利用した法人向けIP電話サービスの提供も、10月をめどに開始する予定だという。
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サービスの提供イメージ
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0308/030808b.html
・ NTT東西、「0A~J」形式の電話番号を利用する法人向けIP電話サービス(2003/08/08)
( 甲斐祐樹 )
2003/08/08 19:14
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