インターネット セキュリティ システムズ株式会社(ISS)と日本電気システム建設株式会社(NECシステム建設)は11日、ユーザーのネットワークセキュリティを強化し、運用管理をサポートするマネージドセキュリティサービス(MSS)分野で提携すると発表した。
提携は、全国200以上のサービス網と24時間365日サポートを持つNECシステム建設とIDS分野に強いISSの強みを活かすことが目的だ。提携によって、NECシステム建設はISSが6月に発表した不正侵入検知・防御アプライアンス「Proventia」を利用した「不正侵入検知防御サービス」と「ファイアウォール運用管理サービス」を提供する。価格は、応相談。
「不正侵入検知防御サービス」は、Proventiaなどを利用して不正侵入監視・防御を提供するサービスだ。24時間365日のオンサイト保守やIDS機器ソフトウェアのアップデートサービス、万が一被害にあった場合の「e-リスク保険 侵入禁止」による補填などが用意されている。
「ファイアウォール運用管理サービス」は、ISSが推奨するベンダーのファイアウォールアプライアンスを利用し、安定運用するための24時間365日監視に加え、常に最新のセキュリティ情報を反映した運用管理が行なわれるという。そのほかには、ポリシー変更要求時の正当性確認サービスや、不正侵入検知防御サービスでも提供されている保険サービスなどがファイアウォール運用管理サービスでも提供される。
両社は、今後さらに関係を強化し、付加価値の高いマネージドサービスの提供に取り組んでいく。またNECシステム建設では、既存のISS製品ユーザーを中心に導入キャンペーンを展開する予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press03/nesic_081103.html
関連記事:ISS、IPv6に対応した同社初のIDSアプライアンス製品「Proventia」シリーズ
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0630/iss.htm
( 大津 心 )
2003/08/11 17:45
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