米Gracenoteは11日、同社が運営するCDデータベース「Gracenote CDDB」に登録されたアルバム数が200万件を突破したと発表した。195カ国以上のアルバムについて2,600万曲以上が収録されているという。
CDDBは、CDをはじめとする音楽ファイルを認識し、曲名やアーティスト名などを自動的に表示してくれるサービス。RealOne PlayerやWinamp、iTunesといったPC用メディアプレーヤーが採用しており、ネット経由でデータを参照できるほか、HDDなどにデータを格納する方式により、ポータブルMP3プレーヤーやカーナビ、AV家電などのオフラインデバイスでも対応製品が増えている。
公開されている楽曲データは、世界各国のアーティストやレコード会社、リスナーらがメディアプレーヤーからオンライン登録したものがもとになっているが、これら登録者の国別割合を見ると、もっとも多いのが米国の42%で、続いて日本が14%、英国が7%、ドイツが6%、カナダが4%などとなっている。なお、ユーザーからCDDBへのアクセス数は月間3,000万件に及ぶとしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.gracenote.com/corporate/press/article.html/date=2003081100
関連記事:音楽データベース「CDDB」が日本で本格展開へ
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0413/cddb.htm
関連記事:米GracenoteがCDDBとMP3エンコーディングSDKを非商用に限りロイヤリティなしで提供
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0225/grace.htm
( 永沢 茂 )
2003/08/12 15:25
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