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「楽紀行」画面
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NECは、GPSによる位置情報と連動して、動画・音声などの自動再生を可能としたコンテンツを作成できるソフト「楽紀行」を開発し、マーケティング活動を開始したと発表した。
楽紀行は、あらかじめ場所の様子を収録した動画や音声を、GPSの位置情報と連動させてインターネット上で自動再生できるコンテンツを作成可能なソフトウェアだ。楽紀行を活用することによって、観光情報やアミューズメント施設の紹介サイトにおいて、より臨場感のある情報提供や施設紹介が可能になるという。
コンテンツ制作時には、GPSレシーバーで取得した位置情報のログと、デジタルカメラで撮影した動画・静止画、音声データなどをPCに入力するだけで、自動的にコンテンツを作成できる。位置情報や画像・音声などの入力したデータは、時刻に応じて自動的に関連付けされるほか、地図データとの関連付けも自動的に行なうことが可能だ。また、作成されたコンテンツはHTML形式に自動的に変換することができるため、Webブラウザのみで閲覧できる。
NECでは、楽紀行の活用方法として「出版社のサイトでのルートつきタウン情報や、地域コミュニティサイトでのタウン情報の提供」「ホテル・レストランなどの施設紹介」「不動産事業者のサイトでの物件紹介」などを想定しており、旅行業者や出版社、アミューズメント事業者などを主な対象としてソフト販売や導入支援サービスを提供していく予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0308/1401.html
( 大津 心 )
2003/08/18 20:20
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