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インターレックス、不正使用を常時監視する電子ブックリーダー


 ソフトウェア開発会社のインターレックスは、DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)機能を搭載したコンテンツ配信システムを稼動するとともに、同システムに対応したパソコン向け電子書籍リーダーの提供を10月1日から開始する。

 今回サービスが開始される配信システムは、DRM機能に同社のネットワーク認証型プロテクトシステム「Buddy」を採用し、電子ブックコンテンツだけでなくゲームなどさまざまなコンテンツの配信ができるというもの。インターレックスではまず、出版業界やISPなどに向けて、同システムに対応したパソコン用電子書籍リーダーを提供していく。

 このシステムによる著作権管理は、あらかじめダウンロードしたコンテンツの実行監視プログラムが電子書籍リーダーの実行状況を監視するのと同時に、電子書籍リーダーからも認証サーバーへセッションIDを通知し、複数回線からのコンテンツ利用とコンテンツデータの抜き取りを防ぐ仕組みになっている。ユーザー認証の回数などは各コンテンツごとに設定できる。

 同社ではこのシステムについて、「まずは電子書籍から開始したが、ゲームなどほかのコンテンツでの利用も考えている。また、PDAや携帯電話向け電子書籍リーダーも開発している」としている。


ブックリーダー起動中の動作

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.interlexinc.com/jp/drm.htm
  インターレックス
  http://www.interlexinc.com/jp/


( 鷹木 創 )
2003/08/19 14:10

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