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三菱電機、ネット家電に各通信規格に対応するアダプタ方式を採用


 三菱電機は、各通信規格に対応する情報家電用アダプタを発売することを明らかにした。発売時期や価格は未定だが、「1,000~2,000円程度が妥当だ」(同社担当者)としている。現在、対応する情報家電も開発中で、第1弾としてエアコンと温水器が投入される予定。

 今回明らかにされた情報家電用アダプタは、Bluetoothや小電力無線など通信規格ごとに用意され、対応する家電製品に取り付ければ情報家電として利用できるようになる。ホームネットワークシステム通信規格「エコーネット」にも対応しているが、そのほかの通信規格についての対応は明らかにされていない。同社によれば「アダプタに搭載できるモジュールであれば対応できるはず」としている。

 家電メーカー各社では、情報家電向け通信規格を策定するために「エコーネットコンソーシアム」を設立し普及に努めており、東芝や松下電器、日立ホーム&ライフソリューションなどから対応する家電製品が販売されている。しかし、屋内の通信規格には各社がそれぞれ規格を選択できるため、一本化が難しい状況となっている。

 三菱電機では、今後同社の情報家電本体には通信用モジュールを搭載せず、それぞれの通信規格に応じたアダプタを接続するようになるという。なお、アダプタの接続方法など詳細については明らかにされていない。


関連情報

URL
  三菱電機
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/
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( 鷹木 創 )
2003/08/21 17:19

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