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日本テレコムホールディングス社長のウィリアム・モロー氏(左)とリップルウッド・ホールディングスのマネージングダイレクター、ジェフリー・ヘンドレン氏(右)
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日本テレコムホールディングスは、子会社でODNなどのサービスを行なっている日本テレコムを売却すると発表した。売却先はリップルウッド・ホールディングスL.L.C.のファンドであるRHJインダストリアル・パートナーズの関連会社。売却金額は2,613億円、うち現金は2,288億円、償還型優先株式は325億円となる。
今回の売却により、日本テレコムの経営はリップルウッドの手に委ねられることになるが、日本テレコムから提供されるサービスに変更はない。リップルウッドが新社長を決定するまでは、現社長のウィリアム・モロー氏が引き続き経営を行なうという。
なお、日本テレコムホールディングスおよびリップルウッド・ホールディングスL.L.C.は今回の売却について「日本テレコムは、個人および法人向けの固定通信事業に集中することで、大きな成長を目指す」とし、日本テレコムホールディングス傘下のJ-フォンとも緊密な業務関係を維持していくという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.telecom-holdings.co.jp/newsrelease/030821/030821_fs.html
関連記事:日本テレコム、決算発表とADSL事業譲渡を発表
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/28/jtksn.htm
( 正田拓也 )
2003/08/21 20:45
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