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ダイキン、情報漏洩や不正使用を監視する専用機


専用機の外観(上)とWeb利用解析画面
 ダイキン工業は、ネット経由の情報漏洩や不正使用を監視できる法人向け専用機「PacketBlackHole DAIKIN Appliance」を8月25日に発売する。価格は218万円~。

 PacketBlackHole DAIKIN Applianceは、NEC製のLinuxサーバーにネットエージェントが開発したソフトウェア「PacketBlackHole」を搭載したもの。パケットレベルで電子メールの送受信やWebサイトの閲覧、掲示板への書き込みなど、ネット経由の通信を記録できる。Webサイトやメールの利用解析、TCP通信の解析などの機能が搭載されている。実際に不正が発生した場合は、システム管理者に対しメールやポップアップウィンドウで警報が発信される。

 また、外部からの不正アクセスを検知する機能も用意。改ざんされたり、盗まれたりした情報を復旧できるほか、不正アクセスの接続元や経路を割り出すことも可能だ。外部からの攻撃や侵入をあらかじめ調査することが可能で、攻撃の内容や改ざんされた後のデータも記録される。

 製品ラインナップは、当初エントリーモデル「PBHDA-R1A」のみ。2003年秋には、より長期間のデータ保存などができるハイエンドモデル「PBHDA-R1B」が発売される予定。こちらの価格は434万円~。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.daikin.co.jp/press/2003/030821/


( 鷹木 創 )
2003/08/22 14:30

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